アキグミ |
きのう朝の散歩で、アキグミが鈴なりの花をつけているのを見つけた。顔を寄せると、香りがする。以前、花が満開のアキグミが何本も生えている坂道を通ったら、折からの風に乗って強い香りが吹き寄せた。
聞き慣れない鳥の声を識別アプリで録音すると、コチドリと出た。帰宅してコチドリのさえずりをユーチューブで再生すると、アプリの解析通りコチドリだった。海に近い丘陵地帯なので、美声のイソヒヨドリも今の時期、電柱や屋根にとまり、いいのどを披露してくれる。
夏の終りに聞くヒグラシは物悲しく、しみじみとします。我が身を老いたセミに喩え、移ろう日暮しを思いつくままに綴ります。老いたセミの日々は仏語で《Les jours de la cigale âgée》。モリエールの国にヒグラシはいないようです。そもそもセミそのものがパリなど北のほうには生息せず、セミといえばプロヴァンスを連想するようです。 やがて死ぬけしきも見えず蝉の声 芭蕉
15年住んだ石川県かほく市から、群馬県安中市の生家跡に建てた新居に引っ越してまもなく3週間になる。古希を目前に、まさに終の棲家。 築百年以上経つ蔵を改装して、ギャラリーと休憩 ・談話スペースにする予定。蔵と母屋の間は井戸水を循環させた池を設け、鳥や昆...
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