2022年3月5日土曜日

ヒメリュウキンカ

道端の土手に咲いていたヒメリュウキンカ

 北陸の冬は晴れ間が少なく、散歩や自転車に乗れる日がとても限られる。きょうは自転車でコンビニに毎日新聞(書評・今週の本棚が載っている)を買いに行き、図書館に寄って本を返した。行きは猛烈な向かい風、帰りは海沿いを追い風で走り、降り出した雨に追い立てられるように帰宅した。往復1時間半ほど。いい運動になった。自転車で遠出したのは今年は1月8日以来だ。

 きのうは珍しく晴れて散歩に出たら、ヒメリュウキンカが咲いていた。梅も花を付けていたが、秋間や榛名の梅林を見たことがある上州人としては、北陸の梅の木はとても貧相だ。日照が少なく、雪に見舞われるせいだろうか。

 当地に移り住んで13年になるが、この地方で春を告げる花といえば、ヒメリュウキンカだろう。もっとも、ヨーロッパと西アジア原産のこの帰化植物がいつからこんなに広がったのかは知らない。転勤で住んだ関東や東北で身近に咲いているのを見た記憶はない。ウィキペディアによれば、有毒成分があり、牛や羊など草食動物が摂取すると命にかかわるため、アメリカの州のなかには栽培を禁止しているところもあるようだ。
 

当地の梅は付ける花の数がとても少ない。


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