きのう(4月30日)、かほく市の白尾灯台の下から自転車道に入ったら、ハマナスの群落があり、思わず愛車を停めた。「のと里山海道」沿いに設けられた自転車専用道で、ここを通るのは初めてだった。
この花の記憶は、20代前半の8月に旅した北海道の野付半島にさかのぼる。その思い出と歌(知床岬)のせいか、夏のイメージが強いが、石川県では5月頃から咲く。しかし、ここでは末とはいえまだ4月なのにたくさんの花をつけていた。鼻先を近づけたら、いい香りがした。さすがバラ科だ。
すぐ脇を自動車道が走るが、コンクリート壁でドライバーからはまったく見えない。大型連休が始まったので、交通量はかなり多い。
![]() |
| 道端に咲くウマノアシガタ |
行きは里山を抜ける道を走った。去年の今ごろは、自転車に乗って坂道にかかると息がすぐに苦しくなった。手術からまだ3か月だった。
いまはだいぶよくなった。道端を黄色く彩るウマノアシガタを今年も見ることができた。コンビニで新聞を買い、さらにイオンモールにある書店まで足を伸ばした。帰りに海ルートを取ると、ハマナスの花たちに出合えた。身近なところで自然を楽しめるのも、老いたればこそかもしれない。



0 件のコメント:
コメントを投稿